天地神明奉揚会

4.出雲聖地のご紹介

10月を神無月と言いますが、島根県出雲地区だけは、神在月と言います。これは、10月に日本中の神々様が出雲地区に集まられるからです。そして、神在祭を行う神社の一つに、「神の魂」と書く神魂神社(かもすじんじゃ)があり、その創建は出雲大社よりも古く、古代出雲の神都となっている大変重要な神社です。

神魂神社神魂神社が示す「神の魂」を一言で表現することははばかられますが、あえて表現するならば、それは日本民族が根源の魂とした「和」と言えるのではないでしょうか。自然界は、互いに支え合い、生かし合っている和の世界、相生世界です。日本民族は、この自然界に神々様が宿られ、和をなしていることを理解し、人間も同じ「和」を尊び、民族根本の魂としたのです。

この「和」が神の魂であり、その名前を持つ神魂神社は、日本国の根源の母神様、伊弉冊(いざなみ)大神様をお祀りしている神社です。その創建は、天照(あまてらす)大神様の第二子であられる天穂日命(あまのほひのみこと)様によってなされました。

毎年陰暦の10月にはこの神魂神社にも日本中の神々様、即ち伊弉冊(いざなみ)大神様のご子孫がお集まりになります。日本国の母神様を祀られる中心地が、神々様のふるさとであり、お母様を慕って集まってこられるのです。

この神魂神社が示す「和の魂」は、親が子を思い、子が親を思う心の絆によってもたらされます。和とは、輪であり、親が子を慈しみ、子は親に感謝する、その思いが輪のように巡り、全てに調和の波紋「和」を広げていくのです。

今、日本民族の復興の鍵は、この和の原点に立ち返り、親子の絆が固く結ばれることにあります。その一点から、水の波紋が広がるように、和が世界に広がっていくのです。民族根源の父母である伊弉諾(いざなぎ)大神様、伊弉冊(いざなみ)大神様との絆を回復することは、世界人類が天地大父母様との心の絆を回復するひな形となっているのです。

伊弉冊(いざなみ)大神様は、日本国の礎を築くために、自らの命に代えて子を生み出されました。その伊弉冊(いざなみ)大神様の墓所は、神魂神社のすぐ側にあり、岩坂陵墓参考地とされています。全国に数ある伊弉冊(いざなみ)様の陵墓伝承地の中でも、宮内庁が伊弉冊(いざなみ)様の墓所として認定し、管理している所です。

天地神明奉揚会は、この岩坂陵墓参考地につながった場所に聖地を構え、日本国根源の父母である伊弉諾(いざなぎ)大神様と伊弉冊(いざなみ)大神様をお祀りしています。21世紀、水の運勢の到来と共に、人類新生という夜明けの時を迎え、伊弉冊(いざなみ)様が黄泉からよみがえられ、伊弉諾大神様と共に、愛と平和に満ちた日本国を完成していかれるよう、出雲聖地を整え、お祀りさせて頂きました。

世界人類は、天のお父さん、地のお母さんによって生命が与えられました。人類の根源の父母は天地大父母様であり、日本民族の根源の父母は伊弉諾(いざなぎ)大神様、伊弉冊(いざなみ)大神様です。生命を与えて下さった父母に感謝し、父母を大切に思う心は正しい心であり、この正しい心が、愛と生命のエネルギー「天地正気」に通じる心なのです。

出雲聖地は、人類の根源の父母と、日本民族の根源の父母をお祀りする「魂のふるさと」であり、根源の父母の愛と天地正気に通じることのできる聖地なのです。