日本の使命

10.天地人の絆の回復

最も穏やかで、安心しきった姿。それは、母に抱かれて眠る子どもの姿を思います。慈しみ深い母の愛、母の温もりは、不安を取り除き、心底からの安らぎをもたらしてくれます。

今、日本の根源の母神様、伊弉冊(いざなみ)大神様がよみがえられ、日本民族を更なる愛で抱きかかえて下さるのです。子どもたちが、安らかで穏やかな心を取り戻すように、争いの気が渦巻く世界を転換して、真実の大和の国、美しい平和な国が築かれるように導いて下さるのです。

伊弉諾(いざなぎ)大神様、伊弉冊(いざなみ)大神様は日本の根源の父母神様であり、人類全体の根源の父母は、天のお父さん、地のお母さんです。日本の根源の父母との絆の回復は、人類全体が、天地という根源の父母との絆を回復する象徴となっています。日本国は、世界に先駆けて水の運勢を受け、新たに生まれ変るひな形なのです。

人は天地を父母とする、天地の子どもです。この真実に気付き、人と天地との親子の絆が回復される時、人は天のお父さん、地のお母さんの絶対的な守りの中、喜びに満ち溢れ、何の心配も不安も無い「和の世界」に住むようになるのです。

日本語に「まほろば」という言葉がありますが、それは「素晴しい場所」という意味です。この「まほろば」とは、根源の父母の愛が満ち溢れた「心のふるさと」ではないでしょうか。今、日本民族の根源の父母がよみがえられ、理想郷「まほろば」が、地上によみがえることとなるのです。

天地の愛と徳の結晶として到来する水の運勢について、聖書は「生命の水が与えられる」と教えています。その時の喜びについて、

「見よ、神の幕屋が人と共にあり、(中略)神自ら人と共にいまして、人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや、死もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない。先のものが、すでに過ぎ去ったからである。」(ヨハネの黙示録 第21章3節より) 

と伝えています。

水の運勢によってもたらされる世界は大和の世界であり、一切の悲しみ、苦しみから解放された世界です。火の運勢に翻弄された全ては終わり、人が心の底から希求し続けた、失われた理想郷「エデン」「まほろば」が、地上によみがえってくるのです。

父母の愛に満ち溢れる「まほろば」の出現

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